心臓血管センター

心臓血管センターからのお知らせ

休診等のおしらせはありません。

外来受付時間

午前 月~土 8:00~11:00 (診察 9:00~)
午後 月〜金 12:30~16:00 (診察 13:30~)

外来診療担当医師一覧表(平成30年1月4日現在)

午前 午後
髙木,松川 田中,進士
進士,髙木 林,松川
林,江口 髙木
江口 進士
田中,松川 田鎖
林,江口

※やむを得ず変更となる場合がありますので、事前にお問い合わせください。

特色

当センターでは、熟練した心臓専門医とスタッフが最先端の診断・治療技術を駆使し、より安全で質の高い循環器診療を皆様にご提供いたします。心臓・血管疾患についてご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

また当センターのスタッフは、冠動脈疾患と末梢動脈疾患のケアにおける最先端技術や、不整脈の検査と治療法である電気生理学のトレーニングを積むなど、国際レベルの研修を受けた心臓病治療チームです。安全かつ患者様を中心としたケア環境の中、さまざまな心臓疾患と末梢動脈疾患の迅速な診断と治療を行う先端技術の熟練者たちが、皆様の健康をお守りします。

取り扱う主な疾患

  • 狭心症、心筋梗塞
  • 下肢閉塞性動脈硬化症
  • ペースメーカーを要する徐脈性不整脈
  • 頚動脈狭窄症
  • 心不全
  • 高血圧症
  • その他循環器関連疾患

心血管疾患は「サイレントキラー」

心血管疾患は、癌と同様に症状が無いまま病状が進行し、症状が現れたときは重症となっており、時には死に至る危険性の高い、まさに「サイレントキラー」です。
心血管疾患は日本の場合、65歳以上の女性における死亡原因の第1位です。心血管疾患から心臓発作、脳卒中、足の切断および死亡に至る場合があります。

心血管疾患の影響は、足にも現れます。

足の動脈が詰まるのは、高齢者(70歳以上)の3割および50歳以上の喫煙者と糖尿病の人に見られます。この病気によって起きる症状は、生活の質に影響を与えます。さらに足の動脈が詰まるということは足の切断ばかりではなく、心臓発作、脳卒中、または死亡に至る危険性を示しています。足の痛みを我慢して生活を送る必要はありません。足の詰まった動脈は治療することが可能です。

ABI検査をご存知ですか?

ABIとは両腕と両足の血圧を同時に測定する簡単な非侵襲的検査で、足の動脈のつまりを非常に高い確率で見つけることができます。所要時間は5分~10分程度です。
ABIは、年齢が70歳以上の方と、50歳~69歳で過去に喫煙していたもしくは現在喫煙しており、糖尿病や高血圧を持っている方は検査を受けることが推奨されています。

早期診断で命を守りましょう。

心血管疾患では症状が徐々に現れることもありますので、癌と同様に早期に発見することが最も重要となります。
循環器疾患(心血管疾患)は、心臓だけでなく血管の疾患でもあるため、心臓、足、脳だけでなく、他の重要な臓器への血流にも影響を及ぼします。適切な心機能と血流がなければ、身体の他の部分の機能も徐々に損なわれていきます。心血管疾患の危険因子には次のようなものがあります。

危険因子

  1. 喫煙
  2. 糖尿病
  3. 高血圧
  4. 年齢が50歳以上
  5. 高コレステロール
  6. 腎臓病(透析患者)
  7. 心臓病または脳卒中の家族歴
  8. 肥満
  9. ストレス

心臓リハビリテーションとは?

心臓リハビリテーション(略して心臓リハビリ)とは、心臓や血管の病気の患者様を対象にいろいろな医療職(医師・理学療法士・看護師・薬剤師・管理栄養士・ソーシャルワーカーなど)が関わり長生きできるように行うプログラムです。患者様が自分の病気のことを知ることから始まり、患者様毎に運動の指導、安全の管理、高血圧・糖尿病・脂質異常症・禁煙など危険因子の管理、心のケアなどを総合的に行うもので、患者様一人ひとりの状態に応じたリハビリプログラムを提案、実施します。

当院では冠動脈や末梢動脈に対するカテーテル治療を多く手がけていますが、カテーテル治療を行っても再発する方は多々いらっしゃいます。“カテーテル治療で治った”ではなく、“病気の始まり”とお考えください。

虚血性心疾患・心不全

どちらも再発しないようにすることが大事になります。
高血圧・糖尿病・脂質異常症などのコントロールに加えて、運動療法を行うことで薬を一つ増やすぐらいの効果があります。
心臓の悪い人は安静にしているという考えは古く、現在は有酸素運動レベルの運動を積極的に行うことが勧められています。それぞれの患者様にとって有酸素運動がどのくらいのレベルの運動なのか調べる心肺運動負荷試験も当院では行っています。
心不全を起こし心臓の機能が弱っている方も、心臓リハビリを行うことで運動できる能力が上がるとそれだけ長生きできるといわれています。

閉塞性動脈硬化症

心臓リハビリで歩ける距離は長くなります。
特に膝より下の動脈が細くなって血流の悪い方はカテーテル治療の成績も悪く、心臓リハビリを行うことが大切な治療の一つになります。

心臓病術後

胸の傷の問題も有り、理学療法士の管理下で運動療法を行います。虚血性心疾患や心不全と同様に心臓リハビリを行うとそれだけ長生きできるといわれています。

2018年9月の時点で心臓リハビリテーション学会認定の心臓リハビリテーション指導士が6名当院には在籍しています。また週1回、多業種によるカンファランスも行っています。2018年2月から外来での心臓リハビリも行っております。

検査実績 (各年1月~12月)

カテーテル検査実績

H26年 H27年 H28年 H29年
心臓カテ―テル検査 624 544 600 613
冠動脈カテ―テル治療 548 459 621 819
末梢血管カテーテル治療 148 128 192 146
頸動脈ステント留置術 12 14 17 11
心筋カテーテル焼灼術 5 3 0 5
ペースメーカー植込術 30 14 16 32
CT冠動脈造影(※) 518 554 570

その他の検査(全科合計)

H26年 H27年 H28年 H29年
心エコー 3,424 3,143 3,216 3,409
ホルター心電図 302 279 216 244
トレッドミル 510 329 250 208
ABI 3,312 3,068 2,882 2,904
頸動脈エコー 1,460 1,404 1,301 1,234
心電図 13,504 13,017 13,554 14,905
表在エコー 931 944 840 828
腹部エコー 1,547 1,689 1,637 1,769

※CT冠動脈造影とは

心臓の血管を検査する方法の1つで、心臓をCT撮影し、下の写真のような立体的な画像を作成します。この検査では、血管をよりよく映し出すための造影剤という薬を注射するのみで、身体への負担や、費用の負担も軽く、短時間(外来診察)で行えるのが特長です。
こうして撮影された心臓の写真を専門の医師が見て、冠動脈と呼ばれる心臓に関わる重要な血管を評価し、異常(狭窄・血栓など)を発見します。また、カテーテル検査などの治療後の経過観察でも行うことが多い検査です。
ただし、上記のような有用な検査である一方で、石灰化病変の評価などではより詳しく診断が可能な心臓カテーテル検査をおすすめする場合もあります。

64列マルチスライスCTにて撮影した心臓全体の画像

循環器科カテーテル室での検査の様子

医師紹介

林 英次郎

林 英次郎 HAYASHI EIJIRO

役職 心臓血管センター長
専門領域 カテーテルインターベンション(冠動脈、末梢動脈)
専門医・認定医 日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
頸動脈ステント留置術指導医
日本医師会認定産業医
AHA-ACLS Experienced Provider
CPAP療法士
コメント 大学卒業後、東海地区の病院に循環器内科医として勤務していました。専攻は虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化症などに対するカテーテル治療および不整脈に対するペースメーカー治療です。近年生活環境の変化により、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病が増加しておりこれらの病気が原因となる動脈硬化により脳心血管疾患は増加し現在日本の死亡率の約30%を占めています。心臓のみならず全身の血管を診る“Total Vascular Management”を心掛け、川崎市を中心に一人でも多くの患者さんのお役に立てればと思っています。
◎掲載記事
・夕刊フジ【ブラックジャックを探せ】にて、林医師が紹介されました(2015.8.21)
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20150821/dct1508210830001-n1.htm
・メディカルコラムにて、林医師が紹介されました(2015.10月)
【Vol.3 カテーテル治療の最前線と、心臓血管センターにおける多職種連携】
http://www.medilegato.co.jp/column/vol_03.html

田中 守

田中 守 TANAKA MAMORU

役職 循環器内科部長
一般内科部長
専門領域 循環器科
専門医・認定医 日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
心臓リハビリテーション指導士
インフェクションコントロールドクター(ICD)
日本医師会認定産業医
高齢者医療研修会受講終了
コメント 【一般内科】
サブスペシャリティとして循環器診療も行っていますが、全人的に患者様を診ることを信条に、感染症・呼吸器疾患・抑うつ・認知症など様々な疾患に対応できるように日々研鑽を積んでいます。高齢者の患者様を診る機会も多く、各患者様に沿った治療方針を模索する毎日です。
【循環器内科】
今後、日本では高齢化に伴い心不全患者が増加していくことが予想されています。カテーテル治療のみではなく、多業種から編成される心臓リハビリチームによる疾病管理を目指して、診療体制を構築しています。最適な薬物療法のみならず、生活環境の整備や心臓リハビリを併用することで、患者様の健康寿命を伸ばしていくことに力を注いでいます。

進士 和也

進士 和也 SHINJI KAZUYA

役職 副センター長
専門領域 循環器内科
専門医・認定医 日本内科学会認定内科認定医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
ICD/CRT研修終了
コメント 大学卒業後、東海地方の病院で循環器内科医として勤務して参りました。多数の心血管や下肢血管のカテーテル治療経験があります。患者様の治療の際には、自分の家族だったらという視点で診察するよう心がけております。
部長医師からコメント 彼の若い頃から知っていましたが、カテーテル治療の名門病院から赴任した頭脳明晰、冷静沈着、信頼のおけるドクターです。カテーテル治療の豊富な知識と多種多様な経験が彼の大きな魅力、臨床現場だけでなく海外の国際学会で講演、発表を繰り返す第一線のドクターです。

髙木 友誠

髙木 友誠 TAKAGI TOMONARI

専門領域 循環器内科
専門医・認定医 日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
コメント 初期研修医から静岡の病院にて研鑽を積んできました。
心血管疾患は全身の諸臓器と関連している事が多く、心臓だけに限らない全身管理を心がけています。
また、医の原点である”患者の声に耳を傾けて、手をあてる”ことを大切にし、患者のみならず家族の重いにも寄り添いたいと思っています。
一人でも多くの方が当院に受診して良かったと思えるよう日々の診療に努めていきますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
部長医師からコメント 大学時代は仁術だけでなくサッカーでも活躍、キーパー出身の彼は試合を司るよう患者様の病気だけを診るのではなく患者様の全身、こころ、ひいてはライフスタイル、生き方までに一緒に寄り添う心優しきちょっぴりお茶目なドクターです。大井川を超えて有名病院から赴任した彼は我が心臓血管センターの明るいムードメーカー、彼と一目会った患者様は彼の魅力の虜になるでしょう。

江口 智也

江口 智也 EGUCHI TOMOYA

専門領域 循環器内科
専門医・認定医 日本心血管インターベンション治療学会認定医
部長医師からコメント 都内有名病院でカテーテルの臨床を経験後、日本最高学府である東京大学大学院で研究に携わるという華やかな経歴の持ち主です。常に謙虚で誠実、学生時代に器械体操で鍛えた肉体は長時間の手術となっても1mm足りとも姿勢を崩すことない強靭さを持っています。そしてどんな悪条件でも決して動じない「鉄のハート」が彼の大きな魅力です。

松川 和世

松川 和世 MATSUKAWA KAZUYO

役職 非常勤医
専門領域 循環器科
専門医・認定医 日本内科学会認定内科医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本呼吸器内視鏡学会指導医
コメント 内科医は確実な診断をし、的確な治療を選択するのが使命と考えております。治療の主流は内服になりますが、私は粉薬が飲めません。子供の時に風邪で寝ていたところを無理矢理起こされて、粉薬を口に入れたら嘔吐したからです。今でも錠剤を一粒ずつ、牛乳やジュースでやっと飲むような過敏な咽頭なのです。そんな訳で、私の所にいらした患者様にも適確な薬を最小限度処方するのをモットーにしています。出来れば薬なんか飲まない方がどんなによいか・・・。

田鎖 治

お問い合わせ

当院心臓血管センターについて、あるいは循環器疾患についてのお問い合わせは
林センター長 hayashi@shinkawabashi.or.jp までお気軽にどうぞ。