外科トップページ > 患者様からの手記 > 手記2.大腸がん
患者様からの手記
病気は誰でも不安なもの。ましてや体にメスが入る手術ともなればなおさらです。
こちらには実際に治療を受けた患者様からの手記を載せました。
治療する側からは分からない、治療を受ける側の気持ちが書かれています。
これらの手記を読むことで、少しでも治療・手術に対する不安の解消、理解の深まりにつながってくれればと思います。
S状結腸癌に対して腹腔鏡下S状結腸切除術を受けた患者様
今回、S字結腸に腫瘍があることがわかり、それを切除する手術を受けた。
およそ手術と名のつくものは生まれて初めてであったが、息子夫婦が以前、それぞれ手術でお世話になった黒崎先生が執刀してくださることになっていたので、手術そのものに対する不安はまったくなかった。
手術当日、事前の注射はなかったので、手術室までは歩いて行った。麻酔担当の先生が「手術室に入ったらすぐに眠り、終わったらすぐ、30秒くらいで覚めます。何の心配も要りません」とおっしゃったとおり、すぐ眠ってしまい、気づいたときにはすべてが終わっていた。手術は正味、約3時間半(注:麻酔時間も含めた時間です)、終わって呼吸の管を抜いたときに目が覚め、手術室を出るときには完全に意識がもどっていた。傷口は、さわったりお腹に力を入れたりしたときには痛むが、じっとしているぶんにはほとんど痛みは感じなかった。
手術の翌日には歩き始め、その次の日には流動食が始まり、そのまた翌日には入浴の許可が出て、「こんなことして大丈夫?」と、かえって心配になるほどだった。痛み止めの薬は3日間飲んであとはやめたが、痛みは日に日に和らぎ、退院の前の日には姿勢もシャンとして歩くことができた。
腹腔鏡下の手術は体力の消耗が少なく、順調に回復すれば術後1週間で退院できると聞いていた。本当にそんなに早く元気になれるのかなと思っていたが、実際そのとおりとなり、しかも、退院後8日後に計画してあった3泊4日の旅行にもでかけることができた。
用心しながらではあるが、ほぼ予定に沿ってスケジュールをこなし、特に疲れるということもなく大いに旅を楽しんだ。
こんなに早く元の生活にもどることができて、自分でも少し驚いている。
(注:以外は原文そのままです)
(神奈川県在住 50代女性)








