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当科で診る病気
外来の小外科から消化器外科を中心に下肢静脈瘤などの一般外科も取り扱っています。
胃がん/胃癌(いがん)
日本をはじめ、アジアの国に多い胃がん。
以前は日本での癌死亡率1位でしたが(現在は肺がんが1位)、現在は胃カメラ検査などの進歩により早期の胃がんが多く発見されるようになりました。
- ■ 胃がんの症状
早期がんの場合、症状がないことがほとんどです。検診や何かのきっかけで胃の検査(胃カメラなど)を受けて、たまたま発見されることが多いようです。
がんが進行していくと、腹痛(みぞおち付近)、吐き気、食欲低下、貧血、体重現状、胃の張った感じなど、さまざまな症状を出してきます。
このことからも、日ごろから「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がないうちにチェック」をするようにしましょう。
- ■ 胃がんの治療法
- 胃がんの治療を決める場合、胃がんの進行度が重要になってきます。
進行度の中でも、がんが胃の壁にどの程度深く根を下ろしているか、それが治療を決める上で特に重要になってきます。
下の図を見てください。胃の壁は大きく4つの層に分かれています。
粘膜に発生したがん(下図の一番左)は、進行するにつれその下の層(粘膜下層)、さらに深い層へと進行していき最終的には胃の壁を突き破ります(下図の一番右)。がんの根が深くなるにつれ、リンパ節や他の臓器(肝臓や卵巣、骨など)、腹膜へがん細胞が飛んでいく(転移といいます)可能性が高くなります。
日本の胃がんの取り扱いの決め事で、がんの根が粘膜および粘膜下層までのものを早期がんといい、それ以外は全て進行がんに分類されます。
がんの根が粘膜にとどまる場合(下図の一番左)・・・多くの場合、内視鏡(胃カメラ)にて切除することが可能です。
場所や大きさ、形によっては次に挙げるような手術治療(多くは腹腔鏡下部分切除、腹腔鏡補助下胃切除術)が行われます。- がんの根が粘膜下層まででとどまる場合(下図の左から2番目)・・・ここまでがんの根が降りてくると、10~20%の確率でがん細胞が周りのリンパ節に飛んでいる可能性が出てきます。こうなるとがんの部分だけでなく、その周りのリンパ節も切除する必要があり、通常は胃切除術を行います。
腹腔鏡補助下胃切除術の良い適応です。
それ以上深い進行がんの場合・・・多くの病院で開腹手術が行われます。
この深さまでがんが根を下ろすと、リンパ節への転移の確率が高くなるだけでなく、さらに離れたリンパ節にまでがんが飛んでいる可能性が出てきます。
そうなると広範囲のリンパ節をしっかり取ってくる必要があるため、それを腹腔鏡下で確実に行うのにはまだ無理があるといわれているのです。
一方、がんが広範囲に広がりすぎると手術治療だけではがん細胞をやっつけることができないこともあります。
その際には抗がん剤治療を行うことになります。抗がん剤治療に使用する薬の種類や使用方法、使用量にはいくつも組み合わせがあります。









