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当科で診る病気
外来の小外科から消化器外科を中心に下肢静脈瘤などの一般外科も取り扱っています。

大腸癌/(だいちょうがん)

食生活の欧米化とともに大腸がんは今や日本でも最も多い癌の一つになってきました。
大腸がんに対しても開腹手術と同じ手術が腹腔鏡下に行うことが可能です。

■ 大腸がんの症状
イメージ1早期がんの場合、症状がないことがほとんどです。検診や何かのきっかけで大腸の検査(大腸カメラなど)を受けて、たまたま発見されることが多いようです。
がんが進行していくと、便通異常(便秘と下痢を繰り返す、便が細くなるなど)、便やガスが出なくなる腸閉塞症状、貧血、体重減少、腹痛、食欲低下、お腹にしこりが触れるなどの症状を出してきます。
このことからも、日ごろから「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がないうちにチェック」をするようにしましょう。
■ 大腸がんの治療法
大腸がんの治療を決める場合、大腸がんの進行度が重要になってきます。
進行度の中でも、がんが大腸の壁にどの程度深く根を下ろしているか、それが治療を決める上で特に重要になってきます。
下の図を見てください。大腸の壁は大きく4つの層に分かれています。
粘膜に発生したがん(下図の一番左)は、進行するにつれその下の層(粘膜下層)、さらに深い層へと進行していき最終的には大腸の壁を突き破ります(下図の一番右)。がんの根が深くなるにつれ、リンパ節や他の臓器(肝臓や卵巣、骨など)、腹膜へがん細胞が飛んでいく(転移といいます)可能性が高くなります。
日本の大腸がんの取り扱いの決め事で、がんの根が粘膜および粘膜下層までのものを早期がんといい、それ以外は全て進行がんに分類されます。
イメージ内視鏡(大腸カメラ)による切除…がんが大腸の壁だけにあり(転移がない)、取った場所から再発する可能性がなければ内視鏡で切除するだけで、ほぼ完全に癌を治すことが可能です。これを満たす条件として
  1. がん細胞が粘膜(下図の一番左)もしくは、粘膜下層(下図の左から2番目)のごく浅い部分(上層3分の1までの深さ)にまでとどまるもの
  2. 取ったがんの根の先のがん細胞の顔つきが悪くないもの(顔つきが悪い癌とは「未分化癌」とか「低分化癌」といわれます
  3. 取った組織の断端とがんの根の先端との間に十分な距離があるもの
  4. リンパ管や小さな血管の中にがん細胞が入り込んでいないもの
が挙げられます。もちろん、がん細胞が腸管側に残っていない事も条件になります。
(最近はもう少しゆるい条件でも内視鏡切除のみで治療できるのではないか、と検討がされています。
イメージ手術治療…内視鏡で取りきれないがんは手術治療を行うことになります。
手術治療には腹腔鏡手術開腹手術があります。
どちらの手術法を取るかは病院、担当外科医によって差があるようですが、早期がんには腹腔鏡手術、進行がんには開腹手術を選択することが多いようです。
イメージ化学療法など…がん細胞が広範囲に広がりすぎると手術治療だけではがん細胞をやっつけることが できないこともあります。 その際には抗がん剤治療を行うことになります。 抗がん剤治療に使用する薬の種類や使用方法、使用量にはいくつも組み合わせがあります。
■ がんの根の深さ
イメージ

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