心血管疾患とは?

心血管疾患 「サイレントキラー」
心血管疾患は癌と同様に、症状が無いまま病状が進行し、症状が現れたときは重症となっており、時には死に至る危険性の高い、まさに「サイレントキラー」です。心血管疾患は日本の場合、65歳以上の女性における死亡原因の第1位です。心血管疾患から心臓発作、脳卒中、足の切断および死亡に至る場合があります。
心血管疾患の影響は、足にも現れます!
足の動脈が詰まるのは、高齢者(70歳以上)の3割および50歳以上の喫煙者と糖尿病の人に見られます。この病気によって起きる症状は、生活の質に影響を与えます。
さらに足の動脈が詰まるということは足の切断ばかりでなく、心臓発作、脳卒中、または死亡に至る危険性を示しています。末梢動脈疾患(PAD)の患者様のおよそ3割の方に心臓発作または脳卒中が発症するといわれています。
何が起きるかを知らないということは、それだけあなたの健康に重大な影響を及ぼす可能性が高いということです。例えば年を取るにしたがって歩く速度が落ちている場合でも、もしかしたら加齢に伴う自然現象ではないかもしれません。歩いている時に足の筋肉(主にふくらはぎなど)に痛みや疲労感や灼熱感が生じ、歩くのを休むとそれらの症状がすぐに改善する場合は、足の動脈が詰まっている可能性があります。
足の痛みを我慢して生活を送る必要はありません。足の詰まった動脈は治療することが可能です。
ABI検査をご存知ですか?
ABIとは両腕と両足の血圧を同時に測定する簡単な非侵襲的検査で、足の動脈の詰まりを非常に高い確率で見つけることができます。当センターではもちろんのこと、あなたのかかりつけの医院でもこの検査を実施しており、所要時間は10分程度です。ABIは、年齢が70歳以上の方全員と、50歳~69歳で過去に喫煙していたもしくは現在喫煙しており、糖尿病や高血圧を持っている方は検査を受けることが推奨されています。
早期診断で命を守りましょう!
心血管疾患では症状が徐々に現れることもありますので、癌と同様に早期に発見することが最も重要となります。
循環器疾患(心血管疾患)は、心臓だけでなく血管の疾患でもあるため、心臓、足、脳だけでなく、他の重要な臓器への血流にも影響を及ぼします。適切な心機能と血流がなければ、身体の他の部分の機能も徐々に損なわれていきます。
心血管疾患の危険因子には次のようなものがあります。
  1. 喫煙
  2. 糖尿病
  3. 高血圧
  4. 年齢が50歳以上
  5. 高コレステロール
  6. 腎臓病(透析患者)
  7. 心臓病または脳卒中の家族歴
  8. 肥満
  9. ストレス

数分の検査・診断が、あなたの寿命を何年も延ばすことになるかもしれません!!
あなたや、あなたの大切な人に、上記の危険因子のいずれかがある場合、またはご自身が心臓病等の危険性があると思われる場合は、当センターの担当者にお尋ねいただくか、心臓血管センターまでお電話で受診予約を入れてください。